R30からFIREを夢見る男ふたりの本と人生のブログ

共働きを前提に家を購入したが奥さんが仕事を辞めてしまった薬剤師じゅんじゅんとFIREを夢見る幼馴染のしょうが日々の想いを書いていくブログ

就職する病院を選ぶときに確認しておきたいこと3つ!

どーも

じゅんじゅんです。

僕は病院で働きだして、4年目になります。

ある程度働いて、病院薬剤師としての現実も見えてきたので、就職先選びにおいて確認しておきたいこと3つを紹介したいと思います。

よく大学に置いてある就職先の情報が載っている本の内容だけで選ぶ人いますが、適当に選びすぎると絶対後悔するので、目星をつけた病院は事前に訪問しましょう!

 

 

認定薬剤師を持っている薬剤師はいるか?

これについてはやりたいことが見つかっている薬学生が主に気にしてほしい点です。

もちろん、その施設で自分がとりたいと思っている認定薬剤師をもっている薬剤師がいなかったとしても、自身の力や努力、薬剤部の協力によって取得することは可能です。

 

仮に就職前でやりたいことが決まっていなかったとしても、ゆくゆくはなにか認定をとりたいと思っているなら、認定薬剤師がいる病院を選びましょう。

ここでいう認定薬剤師とは【感染制御認定薬剤師】や、【がん薬物療法認定薬剤師】等のことを指します。

正直、4年目で取得できる病院薬学認定薬剤師は所定の単位を取得していればなんなくとれます。

ただ、その他の認定薬剤師は症例提出や、学会発表が必要になるなど、ハードルが高くなります

自分一人でそういった認定薬剤師を取得しようと思うと中々時間もかかりますし、自分のやっていることがあっているかどうかもわかりません。

 

ですが、もともと認定薬剤師をもっている先輩がいれば、アドバイスをもらうことも可能ですし、すでに自身が取得しているのでなにか間違っているときは修正してくれるはずです。

 

さらに認定薬剤師が多くいる病院というのは、学会発表や講習会受講のための出張で払う宿泊費等の金銭面でのバックアップがしっかりしていると思われます。

自分のお金でもちろんいっている方もいるとは思いますが、認定薬剤師が多いというのは薬剤部や病院側が自己研鑽や認定取得に協力的ということです。

 

出張等ある場合はやはり、薬剤部には迷惑がかかってくることもあります。

小さな病院で自分のスキルを磨くぞ!と思っても、人数が少なくなって業務が回らなくなるので学会発表に行けない…なんてことも

将来やりたいことのある薬学生、まだ見つかっていないけどゆくゆくはと思っている薬学生はぜひ認定薬剤師の有無や人数を確認しましょう。

 

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業務内容(当直の有無や仕事内容、新人の教育体制)

続いて業務内容です。

当直の有無については事前に調べられますが、業務内容については記載されていないこともあります。

当直といっても、有事の際に電話対応だけ行う病院もあれば、内服薬の調剤、注射剤の払い出しを夜間または朝に行う病院もあります。

業務時間についてもばらつきがあり、朝9時までのなのか、または昼の12時までなのか…病院によってさまざまです。

自分が思い描いている生活スタイルにあった、業務体制の病院を見つけましょう。

 

また、新人の教育体制についても大事です。

専属で教育担当をつけてくれるとこもあれば、色々な薬剤師が日々代わる代わる教えていくということも。

 

1年間は調剤室のみの病院もあれば、半年から病棟に上がれることも

 

病院によって体制は大きく変わるので、自分が何をしたいか、1年ぐらいは同じ業務でも耐えられるかなど自分のやりたいことできることを考えながら、病院を探していくとミスマッチの少ない就職先が待っていると思います。

 

 

給与面(月給やボーナスだけではなく、昇給についても確認!)

やはりお金は大事です。

基本給は記載されているはずなので確認できると思いますが、残業代がいくらでるのか、何時から残業をつけられるのか、または残業時間はどれくらいなのかは記載されていないと思うので、事前に病院を訪問したときに聞いておきましょう。

ボーナスはおそらく前年度の実績が書かれていると思うので、参考程度に。

 

今年のようにコロナの影響など就職前は全く考えられなかったことが起きるとボーナスは読めません。

 

民間病院であれば、そういった影響は受けやすく、経営が悪化していればボーナスのカットも十分考えられます。

国立の病院であれば影響は少ないと思われます。

前年度のボーナスの実績だけではなく、民間なのか国立なのかまで見ておくといいでしょう。

また、昇給についても病院ごとに違いがあるので確認しておきましょう。

一律でしか上がっていかない病院もあれば、試験があり、昇給額が決まるとこなどさまざまです。

なかなか低い金額で一律しか昇給しないとところは、モチベーションも給料も上がりにくいので注意しましょう

 

最後に自分が就職して思ったこと

僕は民間の中小病院で働いています。

そこまで大きくないですが、NSTや感染制御認定薬剤師、緩和薬物療法認定薬剤師など、資格を持っている薬剤師の先輩がいることもあり、資格をとれる体制は整っていました。

学会発表に提出する演題の添削、症例報告の記載方法など、わからない部分があればすぐに聞くことができるのは大いにメリットがあります。

ただ、昇給が一律だったこと、民間病院のためボーナスに変動があることは就職前に聞いていなかったので少し後悔しています。

昇給が一律だと働いても働かなくても一緒なので、働いていない同期をみると少しイラっとします(笑)

経営状況によってはボーナスも下がることがあるのだと身をもって知ったので、就職先の経営、今後の方針を確認することは非常に重要だと思いました。

 

就職先選びに1mmでも、助けになれば幸いです。

 

では