R30からFIREを夢見る男ふたりの本と人生のブログ

共働きを前提に家を購入したが奥さんが仕事を辞めてしまった薬剤師じゅんじゅんとFIREを夢見る幼馴染のしょうが日々の想いを書いていくブログ

ステロイドはなぜ朝昼に飲ませるのか プレドニンの処方は朝昼が多い

どーもじぇいです

今回は薬学記事です

 

病棟で看護師さんから

「プレドニンなんで昼にも飲むの?朝か夕食後にしてくれると飲ませに行く回数が減るから助かるんだけどな~」

お昼に飲む薬がある人は朝と夕に比べると少ないですから・・・

 

まず結論から申し上げます

 

ステロイド(コルチゾール)は朝から昼に多く分泌されているので

その日内変動に合わせて朝昼に飲ませることが多いです

 

 

ちなみに

夕食後に飲むが悪いわけではありません

なぜ朝昼が多いのか書いていきます

 

まずステロイドの働きですが、副作用も含めると

・抗炎症作用

・免疫抑制作用

・抗アレルギー作用

・胃酸分泌促進

・糖新生促進 → 血糖が上昇

・骨吸収促進 → 骨粗しょう症につながる

などなどたくさんの作用があります。

 

ステロイド剤とはなんぞやというと

副腎でつくられるホルモン

副腎皮質ホルモンというのがあるんですが

これを作った

【合成副腎皮質ホルモン】

これがよく聞くプレドニンやコロナ感染症で使われることのあるデカドロンになります

 

結論で話した

日内変動に合わせているということですが

夜に飲ませるとどうなるかというと

ステロイド(コルチゾール)の分泌されるリズムが乱れてしまい不眠につながったり

ホルモンを作っている副腎は夜間は基本的に休んでいるのですが、ステロイドを飲むとその副腎に悪影響がでてしまうなどあります

 

ではでは~