R30からFIREを夢見る男ふたりの本と人生のブログ

共働きを前提に家を購入したが奥さんが仕事を辞めてしまった薬剤師じゅんじゅんとFIREを夢見る幼馴染のしょうが日々の想いを書いていくブログ

つみたてNISAを短期で売る?

こんにちは

SHOです

 

news.yahoo.co.jp

ちょっと気になった記事がありましたので,少し感想を書いてみようと思います。

内容としては,つみたてNISAで購入した株式(投資信託)の約17%が1年後に売却されていたという話なんですね

 

んー確かにここ数年の株価の上がり方からすると,面白いように上がって利益を確定させちゃいたいという気持ちはよくわかりますが,流石にもったいないなぁと思いますね

 

そもそも,つみたてNISAとは

少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度」であり,年間最大40万円の新規購入投資信託から得られる利益(分配金・売却益)が最長20年非課税になります

このポイントとして

長期

かの有名な偉人であるアインシュタインが「複利は人類最大の発明」と言ったとされているように,同じ年利であっても元本が大きくなるにつれて,増える額も大きくなっていきます

積立

現在,大きな投資資金を持っていなくても,少しずつ積み重ねることで元本を大きくしていくことができます

分散

複数の資産に分散して投資することで,資産全体への影響を小さくできます

また,購入時期をずらす(時間の分散)ことで,高値つかみを防ぐことができ,購入単価が平準化されます

 

以上の3点から,長期にわたって積立投資をすることで,初めは増える額が小さくても,将来的には大きく資産が拡大していくことになります                     

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ですので,この制度の恩恵を最大限受けるためには長期間運用を続けることが基本となりますね

ましてや1年で売却となると,投資信託が1年間で倍に増えることはまず無いでしょうから(分散でリスクを下げている分,当然リターンも低くなります),仮に10%や20%増えていたとしても利益としては4万円から8万円程度(1年の最大投資額40万円が44万から48万円に増えたと仮定)です

流石に,将来的に成長が期待できる米国株や全世界株のインデックスファンドに投資していたら,20年後仮に暴落したとしても上記よりは利益が出る気がしませんか?

よく投資の格言で,「最も儲かるのは購入したことを忘れた人」なんて言葉があるように,自動積立にして放置することが一番なんですよね

株価が一時的に下がってもストレスになりませんし

記憶操作して,20年後に思い出す装置なんかあったら面白いですね

「なんか毎月口座からお金減ってんなぁ。なんでかなぁ?」みたいな(笑)

 

もし短期で利確して売却をしたいのであれば,一般NISAから始めて,途中でつみたてNISAに切り替えるのが良いんじゃないですかね?

2024年からは現行のNISAとつみたてNISAが合わさったような新NISAも始まり,今年から投資を始める人なら

NISA360万(年間120万×3年,2021~2023)+新NISA610万円(年間122万×5年,2024~2028)+つみたてNISA560万(年間40万×14年,2029~2042)

1530万円が非課税枠として利用可能です

この額を見ただけでもわくわくしますね(笑)

税金で持って行かれるのは恐ろしく,悲しいことですから

ちなみにつみたてNISAのみであれば非課税枠は最大880万円になります

 

結論としては,長期でしっかり資産を形成していこうと考えるのであれば,目先の利益にとらわれずに,未来に希望を持って待ちましょうということです

短期で投資(投機と言った方が良いでしょうが)するのが絶対悪な訳ではなく,今回のケースで言えば長期投資が前提のつみたてNISAを利用しながら短期売買を行っていることが問題なので,皆さんも目的と行動がズレてしまわないように気をつけましょう!

僕もよく心が揺れ動くので,初心を忘れないように注意します(笑)

 

みんなで資産形成頑張っていきましょう!

ご一読頂き,ありがとうございました!